はじめに
思い立ったので、私の推し作品である「テイルズオブベルセリア(以下、ベルセリア)」のプレゼンをします。
当然のごとくネタバレを含むので、気にする方はブラウザバックしてこの記事のことは頭から消してください。
終盤の致命的なネタバレはないです。
PS3またはPS4またはsteamでプレイできるRPGゲーム。
「テイルズオブ〇〇」というタイトルがつく。
個人的に思う他のゲームと比べたテイルズの特徴は以下の2つ。
1.キャラを操作して戦う
難しいボタン入力が要求される場面はないし、難易度も好きなときに変えられるので、ゲームが得意じゃない人でも大丈夫!
2.アニメ要素が強い
基本3Dモデルなのですが、リアル寄りじゃなくてアニメっぽいモデル。
シナリオの所々にアニメーションムービーが差し込まれる。オープニングアニメもある。
メインのシナリオはフルボイスだし、戦闘中もかなり喋る。
好きな声優さんが出ているなら“買い”ですよ!
ざっとテイルズについて説明したところでいよいよ本題。
まずはベルセリアのストーリーから。
ストーリー
主人公ベルベット・クラウは、辺境の村で、弟と義理の兄と慎ましくも幸せな生活を送っていた。
義兄が弟の死体を祠に捧げると、謎の光があふれ、ベルベットの左手は異形となった。
ベルベットは義兄によって捕らえられ、監獄送りにされる。
ベルベットは、全てを奪った義兄アルトリウスに復讐するため、旅に出る。
ベルセリアの魅力
私のベルセリア好きポイントは以下の3つ。
ベルセリアここが好き!
1.主人公たちが世界の敵
2.キャラクターの掘り下げ
3.前作との繋がり
順番に説明します。
1.主人公たちが世界の敵
主人公ベルベットの復讐相手は、世界の救世主扱いされている。
また、仲間たちは監獄にとらえられていたり、海賊だったりする犯罪者ぞろい。
普通のRPGでは敵にいそうなキャ
ラクターが味方であり、正義の味方というべき人物が敵方にいる。
ただし悪は悪でも信念を持った悪ではあるので、見ていて気持ちがいい。
2.キャラクターの掘り下げ
メインは主人公ベルベットの復讐物語だけど、ベルベットとの出会いを通して仲間たちが自らの問題に決着をつけていくような構成。
敵キャ
ラクター全員が主人公たちと何らかの因縁を持っていたりする。
キャ
ラクターの掘り下げが本当に丁寧で魅力的なので、プレイした後には全員好きになってしまう。
3.前作との繋がり
独立してプレイできるものの、世界観は共通で、ベルセリアにつながる伏線がかなりはってある。
1000年も経っているので、ベルセリアの時代の歴史がゆがんで伝えられていたりする。
ベルセリアの主人公は世界の敵だけど、
ゼスティリアの主人公は世界の救世主なのも個人的に好きなポイント。
ベルセリアからやっても100%面白いけど、
ゼスティリアをやると200%楽しめる。
用語解説
業魔病
突然人間が業魔と呼ばれる化け物に変化してしまう奇病。ベルセリアの世界では大流行している。
業魔
めっちゃ強い魔物。人間が業魔病にかかるとなっちゃう。
さまざまな姿かたちをしていて、人型をとるものもいる。
見境なく人を襲うが、稀に理性を保ったままの業魔もいる。
人ならざる力を操り、普通の武器は効かず、対魔士と呼ばれる特殊な人間でないと倒せない。
対魔士
業魔と戦う力を持った戦士。
対魔士だけが聖隷を使役でき、その力で業魔を倒している。
さまざまな街に派遣され、業魔から民衆を守っている。
聖隷
3年前、突然現れた種族。
見た目は人間とほぼ同じだが、意思を持たず、対魔士の道具として利用される。
火や水などを操る力を持つ。
実は太古の昔から存在していて、普通の人の目には見えていなかっただけなのだが、その事実を知るものはごく一部しかいない。
聖寮によって、意思を封じられているだけで、人間と同じような感情を持っている。
聖寮
対魔士の組織。数千人の対魔士で構成されている。
この世界にある唯一の王国から信頼を得ているので単純な数以上に強大である。
主人公の復讐相手がここの長なので、必然的に対立することになる。
キャラクター紹介
ベルベット・クラウ
主人公。
元々は家族想いの優しい少女だったが、弟を殺されたことで復讐の鬼になる。
家庭的な面はなりをひそめ、冷たく獣じみた性格に変貌した。
世界すべてを敵に回してでも、弟を殺した義兄を殺すという強い意思を持つ。
目的のためなら手段は選ばない系主人公。
その手段の選ばなさは徹底しており、港に放火したり、海賊や闇ギルドを協力者としたり、司祭を暗殺したりする(もちろん理由もなく無辜の民を虐殺したりはしないが)
どこに出しても恥ずかしくない犯罪者である。こんな主人公いるか????
そんなベルベットだが、弟に似た聖隷ライフィセットと接するうちに、本来の優しさも見せるようになっていく。
声を担当されている
佐藤利奈さんの演技が、だんだん村娘時代の優しいものになっていくのは必聴。
ベルベットは義兄に復讐できるのか?
弟が殺されたあの夜に隠された真実とは?
ライフィセット・クラウ
CV:釘宮理恵
ベルベットの弟。病弱。愛称は「ラフィ」。
ベルベットとは仲のいい
姉弟だったが、3年前、
義兄アルトリウスに殺されてしまう。
アルトリウス・コールブランド
CV:堀内賢雄
ベルベットの復讐相手。ぶっちゃけるとラスボスである。
ベルベットとライフィセットの姉、
セリカの夫。
かつては「アーサー」と名乗っていて、妻亡き後もベルベットたちと一緒に暮らしていた。ベルベットの剣の師匠でもある。
三年前、ライフィセット・クラウを殺し、ベルベットを監獄送りにしたその夜、多数の聖隷たちと現れ、業魔を駆逐した。
その功績で、王国や民から信頼されている。
シアリーズ
CV:新井里美
ベルベットの脱獄の手引きをした聖隷。脱獄の際に命を落とす
もともとはアルトリウスに使役されていた。
ライフィセット
メインヒロイン(男)。本作のヒーロー。愛称は「フィー」。
対魔士テレサに使役されていた聖隷。ベルベットがうっかり誘拐してきてしまった。
当初は意思を封じられていたが、ベルベットとの出会いを通じて少しずつ意思を取り戻し、成長していく。
好奇心旺盛で素直な少年。どこが弟に似ているため、ベルベットは無意識に重ねてしまっている。
弟と同じ名前なのは、名前を持たなかった彼にベルベットがそう名付けたから。
名前をくれたベルベットを慕い、しだいに恋心を抱くようになる。
ベルベットを守りたいという思いで、ベルベットの復讐に協力する。
また、ライフィセットも意思を持つにつれて演技が変わる。
そういう声優さんのすごさを楽しめるのもベルセリアの魅力ではなかろうか。公式で入れ替わりネタとかあるし。
CV:堀江由衣
(画像右)
聖寮の一員。ベルベットたちの前に立ちふさがる。ものすごい美人。
ライフィセットを使役していた対魔士で、「二号」と呼んでいた(彼女の聖隷は二人いるため)。
弟オスカーのことを溺愛しており、オスカーの前では優しい表情を見せる。
オスカー・ドラゴニア
CV:前野智昭
聖寮の一員。ベルベットたちの前に立ちふさがる。
顔がいいので、最近ソシャゲでアイドルになった。
テレサとは母親が違うものの、仲の良い姉弟。
ロクロウ・ランゲツ
CV:岸尾だいすけ
ベルベットと同じ監獄に収監されていた業魔。顔の半分が異形になっている。
業魔でありながら、理性を保っている。
監獄でベルベットが背中の大太刀を見つけてくれたので、恩返しのためと旅に同行する。義理堅い業魔(自称)。
それだけが同行する理由ではなく、世界に一人で牙をむいたベルベットの強さに興味がある。
斬ることに執着していて、人間らしい感情をほとんど失っている。
のちにどうしても斬りたい男が聖寮にいることがわかり、ベルベットとは目的を共にする同志になる。
性格は明朗快活、自由奔放。
序盤は復讐マシーンのベルベットを支えつつ(ベルベットは別に頼んでないが)、愉快な言動で鬱展開で暗くなったプレイヤーの心も癒してくれる。
人間らしい感情がないわりに気づかいがめちゃくちゃできる男。
しかし、自分の獲物を横取りされそうになると、仲間であろうと刃を向けたりするヤベーやつ。
背中の大太刀はかたくなに抜かず、二刀の小太刀で戦う。
シグレ・ランゲツ
CV:中井和哉
聖寮の一員。三刀流とか使いそうな声をしているロクロウの実の兄。
ロクロウの斬りたい相手とは彼のことである。
凄腕の剣士で、シグレとの勝負にロクロウは一度も勝ったことがない。
アイゼン
CV:森川智之
意思を持つ聖隷。巷を荒らし回るアイフリード海賊団のNo.2。
聖寮に囚われた船長・アイフリードを助けるため、ベルベットの復讐に協力する。
豊富な裏社会の知識と船という移動手段を提供してくれる。
「自分の舵は自分でとれ」がモットー。彼の生き方はライフィセットをはじめとする仲間たちに影響を与えていく。海賊たちにもとても慕われている。
また、周囲の人に不幸をもたらす死神の力を持っている。
見た目は若いが実は1000歳。
精神年齢はとても若く、捕まえた虫がカブトムシか
クワガタムシかでロクロウと争った挙句、ライフィセットに大人な対応をされるという面もある。
そしてシスコンである。
(画像手前)
アイゼンの妹である可憐な美少女。
アイゼンの持つ力により、不幸に見舞われてしまうため、離れて暮らしている。
メルキオル
聖寮のNo.2。船長アイフリードの失踪に関与している。
策士。結構卑劣な手を使う。
マギルゥ
CV:佐藤聡美
ベルベットと同じ監獄にいた、自らを「大魔法使い」と称する女性。
成り行きでベルベットと旅を共にするが、序盤は戦いに参加してくれない。
人を食ったようないいかげんな言動で、プレイヤーの心をいやしてくれる。
しかし、ベルベットに対して無情な言葉を投げかけることも。
ベルベットのことを「悲劇のヒロイン気取りの小娘」と思っており、彼女の復讐劇を高みの見物しているが、次第にどんな状況でも折れないベルベットに苛立ちを感じていく。
聖隷と契約し、術をメインとして戦う。
本人は否定するものの、対魔士と同じような能力を持っている。
それには過去の出来事が関係しているが……?
ビエンフー
聖隷。マギルゥの相方。
マギルゥの聖隷扱いの悪さに耐え兼ねて家出し、エレノアの聖隷となったが、連れ戻される。
エレノア・ヒューム
CV:小清水亜美
聖寮の一員。
行く先々で悪事を働くベルベットたちの前に立ちふさがる。
ベルベットに一対一の決闘を挑むが、敗北。
負けたほうが勝ったほうの言うことを何でも聞くという約束をしていたことから、旅に同行することになる。
実はライフィセットを誘拐せよと言う極秘任務を受けていて、ベルベットに従うふりをしつつ機会を伺っている。でも最初からバレてる。
しかし、ベルベットたちと過ごすうちに、次第に聖寮のやり方に疑問を感じるようになり……?
真面目で優しく嘘のつけない性格。
パーティの中で随一の常識と良識と世間に顔向けできる真っ当な職業を持っている……が真面目すぎてボケになることも多い。
そして私の推しです。
おわりに
正直情報量多すぎてここまで読んでくれる人いるのか?という感じなのですが、とりあえずこいつこの作品大好きだなということは伝わったと思います。
ありがとうございました。
最後にPV載せておくので気が向いたら見てください。
2019年12月17日まで、通常4,180円のところ1,980円で買えるセール中なので、興味があったら是非!!
DLCつきのゼスティリアとのダブルパックもあるぞ。
プロモーションビデオ